●耐震診断について●



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耐震診断というものが最近自治体を中心にやたらと叫ばれるようになってきました。
阪神大震災以降建物の構造というものに一般の方々の関心が非常に高まりました。
そして今年の姉葉一級建築士による構造計算書偽造問題でさらに関心が強く
なったように思います。私自身もあの件で見解を問われて週刊誌2社から取材を
受けましたが、私は2社ともに次のように答えました。それは「姉葉マンションより
危ないと思われる住宅がたくさんある」
ということです。特に40年前から20年前
に建売住宅として建てられた木造住宅には粗悪なものが多いように思いますし、
現に阪神大震災では私も被害調査にいきましたがそのような建物は非常に被害が
多かったように思います。私は木造住宅信奉者なので木造が弱いなどとは全く
思ってはいないのですが、なにぶん戸数が多いことと、いい加減な設計、及び
施工をしている割合が高かったのがこの世代の木造住宅に被害が集中した原因
だと考えられます。

そんな住宅に住まわれている方も当然安全を確保しなければならないのですが、
そのときに利用される制度が耐震診断です。我々建築士が診断を行うわけですが、
そのやり方は設計上の間取り、経年劣化等目視可能な項目から強度を推定する
というようなやり方です。このやり方で判明した弱い箇所を補強するだけでも
相当安全率が高くなることは実物大の振動実験でも最近証明されましたが、
これはやはり精度の高い耐震診断ではありません。

というのも構造というものは解体してみないと分からない点が多いですし、
もっといえば解体しても分からない点すらあるからです。

そんな中,最近注目されているのが「動的耐震診断」といわれる診断
方法です。これは簡単にいいますと、2階建ての建物ならば2階の床に振動振動機
(水平起振機)を設置し、この振動機が起こす建物に伝わり、建物が震度1程度
で揺れます。建物の挙動を、建物の東西南北4点に設置した地震計が把握し、
これを解析します。例えば、南側が弱く北側が強い建物の場合、北側に比べ
南側が大きく揺れます。 東西南北それぞれのデータを解析し、建物のどの
部分がいちばん弱いか、また、震度いくつの地震まで耐えられるかを算出します。

次に、地盤調査を行います。振動機(鉛直起振機)を使って地盤に地震波を与え
ます。 一般に、軟弱地盤ほど地震時の揺れが大きくなる傾向にあります。
調査地の地盤が軟弱地盤かどうか、また、想定される地震が起きた場合に
どれくらい揺れるかを算出します。さらに、地盤と建物の相性(共振の可能性)
についても判断します。

地盤調査結果から、各地区の想定地震が想定どおりに起きた場合の調査地で予想
される地震の大きさ、改修前の建物の安全性、改修後の建物の安全性を報告書
に記載してお届けします。また耐震改修前と耐震改修後、2度の調査を行う
ことで、耐震改修によりどれくらい建物が強くなったかがわかります。

 設計図面からの計算では非常にわかりにくかった改修効果が、グラフにより
一目でわかります。これであれば実際に建物を揺らして建物の強度を計測する
ようなものですから推測による方法より無駄なく、しかも安全な耐震補強が
できるので非常に有効な方法だと思います。


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