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囲凹庵 2006年9月完成









●概要●

建築家5人によるコンペの結果当社の作品が選ばれて完成した 尼崎駅から徒歩圏内にある物件です。「囲凹庵」(いおうあん) というのは「凹字型の庭を囲う家ということから名づけました。」

「高断熱高気密でありながら京都の町家のような雰囲気にしたい」 という要望から始まったこの計画ですが、南北に長い狭小地、 治安が悪い、隣地との空きがほとんどないという悪条件の中 「家全体に光を取り入れながらいかにプライバシーを確保するのか」 その命題に対する解答が家の形状をコの字型にした上で2階リビング にするというものでした。

和室は将来ご両親が同居されたときのために玄関に近いところがよく なおかつそのときには外に対して開かれた方がよいということで玄関の すぐそばに設けました。3枚引き込み戸を採用することでそれほど広くない 玄関が和室も取り込むことでかなり広く感じることができます。また 縁側を専用に設けるだけのスペースはないので910×3640の細長いスペースの 半分は押入とし、もう半分を縁側とするプランとし、その前のアルミサッシは 引き込み戸とすることで開け放した時の開放感は格別です。また防犯とデザインの 両方の意味合いをこめてアルミサッシの外側には木製の縦格子を設けています。 もちろんこれも引き込むことが可能です。

廊下を奥に進むと手前から洗面脱衣室、トイレがありますがまずは 洗面脱衣室から説明します。洗面脱衣室からはコの字の中央となる 中庭へ直接出る事ができ、その中庭の戸を開ければ外に出る事もできます。 また浴室は施主様が夫婦そろって黒が好きということから黒を貴重とした 落ち着いた雰囲気の浴室となっています。洗面脱衣、浴室の両方から 中庭が見えるようになっていることも見所です。ちなみにこの庭の上部は リビングから出られるバルコニーになっているのですが、FRPグレーチングという 透明の穴の開いた格子でできているため、広いバルコニーが上部にあるにも 関わらず、光も風も通りぬけることができます。
(その反面雨ももちろん落ちてきますが・・・。よって植物も育ちます。)

次にトイレですが、どうしても小便器がほしいという施主様の要望を 狭小地という悪条件の中で実現するため、ひとつの空間の中に大便器と 小便器を設け、2階にはトイレは設けませんでした。ここからも中庭を 眺める事ができ、またまるで和風料理店のような雰囲気のトイレとなりました。
1階の1番奥には主寝室がありますが、3度目ですがここからも 中庭を眺められます・・・。この部屋の入ってすぐの部分は天井が低くなって いるのですが庫の部分はクロークとして使いますが、なぜ低くなっているのかは 後述します。 1階から階段を上っていくとすぐにキッチンがあります。このキッチンは奥様が ダイニング、リビングとも眺めやすい位置に設けられています。またリビング ダイニングとも座の生活をベースとしているのでそことの目線を合わせるために キッチンを60cm下げています。これが先ほど説明しました、主寝室の天井が 下がっている理由です。ちなみにカウンターの部分も掘りこみとなっており これも居酒屋のカウンター風に出来上がりました。キッチンの奥には小さな バルコニーがあり、ここにちょっとしたゴミ等をおいておけるようにしました。 床が低くなったということは天井から上の部分に余裕ができたということなので この部分は奥様の隠し部屋的に使う事を考えています。この部屋には天窓があり、 天窓からの光はガラスの床を通してキッチンにまで注ぎます。 ダイニングにはお施主様が特注で作られた囲炉裏があります。 リビングは一面バルコニーと面しており一面ガラス張となっています。 一番南側には将来の子ども部屋が二部屋分スペースを確保しています。 ちなみにこの家はコストを抑えながらも塗り壁が採用したいとの要望から お施主様自らが珪藻土を塗られました。お二人とも仕事をされている 方なので大変な作業ではありましたが、そのおかげで適切な湿度と きれいな空気環境を存分に味わっていることと思います。


□敷地面積 :113.59u(34.36坪)
□延床面積 :106.39u (32.18坪)
□1階床面積:54.23u
□2階床面積:52.16u
□構造   :木造軸組工法
□家族構成 :夫婦のみ

●お客様の声●

近日掲載予定


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